【横浜激震】伊勢佐木町エヴァーグリーンのオープン

地殻変動ふたたび

京浜地区の地殻変動は、ついに横浜にまで波及した。

【京浜地区の地殻変動】川崎エスケープのオープンについて

リアリティーグループから関内ヴィレッジ、藤沢コスタ(藤沢リアリティより店名変更)が独立し新たなグループを設立。同グループの新店として、ガラパゴスの独壇場であった川崎に、新店舗のエスケープがオープンしたのは、以前にコラムで取り上げたとおりである。

【研究】藤沢コスタのオープンと、リアリティーのFC展開

しかしここにきて事態は急展開を迎えた。

川崎ガラパゴスと同エリアにエスケープが進出したことに呼応するかのように、関内ビレッジ近くの伊勢佐木町にエヴァーグリーンという新店がオープンしたのである。

風雲急を告げる横浜

エヴァーグリーンのオープンにより、同エリア(横浜市中区)は、ピュア、ヴィレッジ、ミューズ、ZONE、と5店舗がひしめく、レッドオーシャンになったと言えるだろう。

ところで、新店のエヴァーグリーンの料金システムをみてみると、入会金が10,000円と都内の水準から考えると高額である代わりに、入場料が比較的低額に抑えられている。これはピュアやヴィレッジなどと同様の料金体系である。

そう考えると、比較的近隣で料金体系も近いヴィレッジが、当面はエヴァーグリーンの競合店になるものとみられる。

もっとも、エヴァーグリーンは他店にはない差別化を計っている。

それは男性の入店年齢を30歳以上とすることで、より落ち着いた店作りとしている点である。

男性30歳以上、女性20歳以上
とさせていただいております。

同店WebサイトのConceptページより

この戦略の成否は、今後の界隈の動向を占う上で大変興味深い。

ともあれ、同エリアの店舗が切磋琢磨し盛り上がれば、都内ユーザーを取り込むチャンスでもあるように思われるので、共存共栄の道を歩むことを願って止まない。

【了】

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