突然の復活

7月26日20時49分、Bar Rocinanteが8月5日のグランドオープンを告知した。
翌27日9時16分、ロシナンテが渋谷SBの後継店であると判断し、私は以下の内容をツイートした。
グランドオープンの日付以外の情報がないにも関わらず、なぜロシナンテをSBの後継店と判断したのか?
Twitterのフォロー・フォロワーが同一であったからである。
このことから、ツイートをすべて消して、スクリーンネームを変更し、SBで使っていたアカウントを流用している可能性が高いと推測した。
(確認はできなかったが、システム上変更できないユーザーIDは同一であると思われる。)


以上の事実に加えて、ロシナンテがツイートした直後に、いいね!やリツイートなどで反応しているアカウントが、SB関係者であったことも判断材料の一つとなった。
摘発からこれまで
ロシナンテの前身となったSBが、GW最中の5月8日に摘発されたことは、以前にもお伝えしたとおりである。
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【ハプバー摘発の歴史】おでんくん、SB摘発を間一髪で逃れる
摘発後は、法的問題点や今後の動向に関する考察をテーマとして、コラムでも取り上げた。
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【おでんくんも勉強!】ハプニング・バーはなぜ違法なのか?
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【おでんくん燃ゆ】SB摘発は「日本最大級のハプバー浄化作戦」の序章か
その後は事件が確定し、6月9日に営業再開の準備がアナウンスされた。
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【徹底解説】SB摘発事件の終結と、再オープンの可能性
営業再開に寄せる期待感は想像以上に強かったので、コラムでも紹介させていただいた。
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【おでんくんも再開初日来店】渋谷SB再開に寄せる期待感について
再開までの期間
5月8日に摘発でクローズし、8月5日に再開する。
月と日の数字が入れ替わった日に再開するというのも、何かの偶然性を感じさせて、興味深いところだ。
ここで店名を変えて再開した事例を挙げてみよう。
店名 | クローズ日 | 再オープン店名 | 再開日 |
KUNKUN | 2014年5月14日 | 私のハーモニカ | 2014年8月8日 |
Dark Night | 2015年3月15日 | ハニートラップ | 2016年6月 |
このように摘発から3か月で「新店として再開」している。
そう考えると、ロシナンテの再開も標準的な期間であったといえよう。
おでんくんの動向
我々が忘れてはならないのは、おでんくんの動向である。
おでんくんといえば、摘発を間一髪で逃れたことで有名である。
渋谷SBが営業再開を公表した時も、テントを張って初日に来店すると宣言していたのである。
ロシナンテのグランドオープンにも来店する可能性が高い。
しかし、グランドオープン当日に、おでんTシャツを着ている人を見かけたら、それは偽おでんくんの可能性がある。
十分に気を付けていただきたい。
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【ハプバーの幽霊】偽おでんくん、偽ハップマンに気をつけろ!

ロシナンテとは?
ところで、店名のロシナンテとは何であろうか?
冒頭で発言を引用したミゲル・デ・セルバンテスによる小説『ドン・キホーテ』から借用したものではないかと考える。
ドン・キホーテ
『ドン・キホーテ』(Don Quijote、Don Quixote)[1]は、スペインの作家ミゲル・デ・セルバンテスの小説。 騎士道物語の読み過ぎで現実と物語の区別がつかなくなった郷士(アロンソ・キハーノ)が、自らを遍歴の騎士と任じ、「ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ」[2]と名乗って冒険の旅に出かける物語である。1605年に出版された前編と、1615年に出版された後編がある。
最終更新 2022年7月7日 (木) 10:15 『ウィキペディア日本語版』
ロシナンテとは、セルバンテスの小説『ドン・キホーテ』に出てくる馬の名前である。
ロシナンテ
ロシナンテ(Rocinante)はスペインの作家ミゲル・デ・セルバンテスの小説、『ドン・キホーテ』で主人公が乗る馬の名前。名前の由来はスペイン語の「Rocín(駄馬)」と「ante(以前)」とされる。
最終更新 2022年2月26日 (土) 13:09 『ウィキペディア日本語版』
騎士道物語の読みすぎで、現実と虚構の区別がつかなくなってしまった主人公ドン・キホーテは、やせ馬ロシナンテに乗り、サンチョ・パンサを従えて、世の中の理不尽と戦うために冒険の旅に出る。
小説『ドン・キホーテ』はそのような話だ。
いまさら冒頭の引用文について解説する必要はないだろう。
ロシナンテは主人を乗せてどこへ旅立つのだろうか。
8月5日、新しい冒険が始まる。
【了】
【更新履歴】
2022/07/27公開
2022/07/28修正(引用文追加)
2022/08/07更新
2022/09/06更新(関連コラム追加)
2022/09/10新サイト転載