【相葉 x ハップマン x ハプガチ】緊急スペースという名のハプニング

2022-05-26

今から一週間ほど前の5月20日。Twitterでハプニングが起こった。

相葉たつや x ハップマン x ハプガチ!による緊急スペースがそれである。事前予告もなく、金曜日の17時という早い時間であるにもかかわらず、30人ほどのリスナーが集まる中、3人のハプバートークが行われたのである。

意外な組み合わせに動揺された方も多いのではないか。それは当事者の私としても同じ気持ちだ。バーに行ったら、ハプニングに巻き込まれたというのが、正直なところかもしれない。

コラムでは今回の緊急スペースについて、振り返ってみようと思う。とはいえ、前述のとおり、これはあくまでもハプニングである。ハプバーを愛する読者の方々はご承知のことと思うが、ハプニングの具体的な内容をその場に居合わせた当事者以外に伝えるのはいささか野暮というものである。

したがって、私なりの率直な感想や、緊急スペースが行われた経緯などを「事後回想録」として、コラムで紹介できればと思う。

まずはハップマンさんの印象であるが、彼の巧みな話術には驚かされたというのが正直なところだ。それはリスナーの方も同じ気持ちだったのではないだろうか。永年コンビを組んでいたかのような相葉さんとの絶妙な掛け合いには、私はただ聴き入る他なかった。もちろん、相葉さんのトークも惹きつけるものがあった。会話の内容も面白いが、何よりも声のトーンが明るくて華があるのである。それは天性のものであろう。

ハップマンさんと私の二人だけで、ハプバー界隈の話題で話を進めたところ、相葉さんがスペースに入ってくると景色が一変した。2人ほどあったリスナーが30人ほどに膨れ上がったのである。

それだけではない、ハップマンさんと相葉さんによるスピード感のあるやりとりが繰り広げられたのだ。私といえば、合いの手を入れるのが精一杯というところであった。

これをバーに例えれば、男2人女2人で喋っていたところ、圧倒的に実力のある単男がそこに現れて場を盛り上げ、私だけを置いて、いまにも4人でルームに入ってしまうような、そういうシチュエーションであった。あまりにも大きな力の差を思い知らされたというところである。

これがハプバーであれば、ドリンクを取りに行くふりをして席を立ち、トイレの個室でいつもより長めに用を足し、ロッカーでスマホをいじって掲示板か書き込みを確認した後は、強めのお酒を頼んで、バーの端っこに一人で座り、暫しやり過ごすといったところだ。
いつもの地蔵ルーティンワークである。時間とアルコール以外に私を慰めてくれるものはないのだ。

ところで、そんなハップマンさんは、Twitterで一方的に裏垢女子へ暴言を浴びせる厄介者である。それは自分の主張を広めるために、市民を無差別に襲撃するテロリストのようでもある。

緊急スペース以降は、ツイートの頻度も上がり、つい最近も何かトラブル起こしたようである。

道徳的には、彼の振る舞いは到底擁護できるものではない。しかし、その論理性を超えた狂気ともいえる情念に、私は不思議と惹かれた。

それが始まったばかりのコラムで、ハップマンさんを取り上げた理由だ。

そのコラムがきっかけでハップマンさんとの交流が始まり、相葉さんともやりとりを交わす機会にも恵まれた。そのような中で、今から3週間ほど前に、3人による緊急スペースの話が持ち上がったというのが、事の次第である。

某所では、当方とハップマンさんが同一人物であるという根拠のない言説が罷り通っていたようである。

今回のスペースで、そのような疑惑も払拭できたように思う。しかし、そのようなことは取るに足らない。今回のようなハプニングの当事者になれた事、それ自体が私は嬉しかったのだ。

ところで、今回のスペースは突然始まり、突然終わった。スペースが終わった後は何事もなかったかのようである。ハップマンさんや相葉さんとも何の絡みもない。その点でも、今回のスペースは、バーのフロアで突発的に起こるハプニングと同じようなのであったと、いま改めて思うのだ。しかしそれも当然だ。ハップマンさんと相葉さんというハプバーの大ベテランがオンラインであるとはいえ、真正面から向かい合ったのである。それだけでハプバーなのである。

ところで、次回のスペースはあるのだろうか?
それは分からない。

なぜだろうか。
それはハプバーをこよなく愛する三人は、予定調和を嫌うからである。
しかし、ハプバーを愛する者として、こうも思うのだ。

「周囲の期待は裏切れない」

最後に、相葉さん、ハップさん、リスナーさん、お付き合いいただきまして、本当にありがとうございました。

【了】

【更新履歴】
2022/05/26公開
2022/09/11新サイト転載

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