【新戦略】新宿オフホワイトの「店舗間はしご」サービス

2022-07-05

いよいよ深夜営業開始

3カ月にもわたるプレオープン期間を経て、新宿オフホワイトがグランドオープンし、深夜営業を開始する。

月8日と9日にはグランドオープンのイベントも開催されるという。

https://twitter.com/offwhitebar/status/1543539267523121152?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1543539267523121152%7Ctwgr%5Eccde4c1ef5ffe0c3519cfd13bca6c30bd6ceadb3%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Ftips.jp%2Fu%2Fhap-gachi%2Fa%2F8rX0bCY7

カラーズをルーツとし、同時期にプレオープンした、大久保ウベアと新宿オフホワイトについては、"2つのO"としてコラムに取り上げていた。

大久保ウベアが先に始動し、新宿オフホワイトも今後の動向が注目されていたが、いよいよ本格営業を開始し、独自のサービスを展開していくようだ。

系列店舗の「はしご」サービス

それは2店舗分の料金を払わずとも、系列店のカラーズとオフホワイトを自由に行き来きすることができるサービスである。

現時点でこのようなサービスを展開しているハプバーは他にはないという。

入場場が原則として無料である女性とは異なり、男性がハプバーをはしごすることは金銭的な面でハードルが高い遊び方であった。
それが今回のサービスによって負担なく実現するのである。

カラーズとオフホワイトとはそれぞれコンセプトが正反対の店である。
ハプバー初心者にとっては、両方とものお店に行くことで、どちらのタイプが自分に合うかどうかを試すケーススタディになる。
常連であっても、その日の気分や、客層や時間帯に合わせて、両店舗を行き来することによって、遊び方の幅が広がるのではないだろうか。

カラーズグループの先進性

同一オーナーによる系列店が出来たので、あえて「カラーズグループ」と呼ばせていただきたい。
同グループオーナーの才覚であろうか、ハプバー界隈でも先進的な取り組みが多いが、SNSでは理解が追い付いていないように思う。
どういうことだろうか?

カラーズは、今年の4月に連絡先交換を解禁し、これまでの出禁も解除すること発表した。

連絡先交換解禁の意図は、SNSの普及によって横行している連絡先交換を、他店と同様に黙認する(一部のトラブルを除き)よりは、店として公認することで、店員の前で当人同士の合意のもと、オープンに連絡先を交換したほうが、店も管理できるため問題も少ないと考えてのことだろう。

出禁の解除ついても、カラーズより独立した上野パピヨンとの関係性が改善したことが背景にあると考えられる。

しかし、「連絡先交換解禁」と「出禁解除」に対するTwitterでの界隈反応はネガティブである。
なぜだろうか。

SNSハプバー民のリテラシー

それは、SNSユーザーのリテラシーを過大に評価していたことが原因ではないだろうか。

現実社会あれば、暗黙で事情を察して対応するところではあるが、SNSでは話題先行で「炎上」することが多い。
一部には現実世界でのリテラシーに欠ける者もいるだろう。Twitterでもプロモーションから一定の距離を置くオーナーやスタッフは、その点を見通すのが難しかったのではないだろうか。

そう考えると、カラーズは現実社会でのサービス強化にウェイトを置くようだ。
カラーズとオフホワイト間の「はしご割引」はまさにそのようなプロモーションだろう。
店を移動するという行為は現実世界の行動に他ならない。

それはTwitterで事前に口説いてから来店するような振る舞いとは無縁であるようにも思える。

カラーズグループが提供する新しい遊び方に、SNSユーザーはどのように反応するのだろうか。
今後も注目を離せない。

【了】

【履歴】
2020/07/05公開
2022/09/24更新・新サイトへ転載

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