ハプ垢女子」の定義
4月1日にコラムと同じタイミングでTwitterを始めて、一つだけ気が付いたことがあった。
今更ではあるのかもしれないが、「ハプ垢女子」の存在だ。
間接的にであるが、ハプ垢女子のやりとりを目の当たりにし、実態を把握するために、まず私はハプ垢女子を以下のように定義した。
- ホームは隠しつつ、ハプバーに通っていることをTwitterプロフィールで公言し、
- オープンアカウントで運用しており、
- 1,000人以上の男性フォロワーがおり、
- ハプバーに関して思わせぶりなツイートすると、
- 一瞬で100件くらいの「いいね」と10件以上のリプライが付き、
- 時にはセンシティブな自撮り写真も投稿する女性アカウント
もちろん、ハプバーに通いつつ、数十人程度のフォロワーの鍵アカウントを持っている単女のことは知っていた。
しかし、このように積極的に活動するハプ垢女子については気に留めていなかったのである。
あくまで、私の印象論に過ぎないが、このようなハプ垢女子が目立つようになってきたのは、ここ1年程度ではないだろうか。
もっとも、私がハプバーを目的としてTwitterを始めたのは、ここ3カ月程度なので、あまり信ぴょう性が高くないことは承知のうえである。
しかし、ここ最近のハプバーで、Twitterで知り合ったであろうカップルやグループを見かける機会が多くなってきたのも事実だ。
「ハプ垢女子」の実態とは
ハプ垢女子の実態はどのようなものだろうか?
実のところ、私がTwitterでフォロワーし、リプライなどでやりとりする機会があるのは厳選された単男だけだ。
具体的には、SB摘発を間一髪で逃れ、一時期は不調により童貞に復帰するも、最近はスランプから脱し、遊びまくっているおでん君や
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【ハプバー摘発の歴史】おでんくん、SB摘発を間一髪で逃れる
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【おでんくん童貞復帰】SB摘発以降、新規単男祭多発の地獄絵図
前述のハプ垢女子から蛇蝎のように嫌われているハップマン氏のみである。
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【界隈の厄介者】ハップマンの凍結と復活
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【自主出禁?】ハップマン復活アカウントの地蔵化について
つまり、ハプ垢女子とは何も接点がないのである。
そうであるにもかかわらず、私はハプ垢女子の実態について、以下のとおり推測を試みた。
- ハプ垢女子はTwitterで気にいった男子アカウントのみをフォローし、
- そのうちの一部とはDMでのやりとりで、通っているハプバーの店名を教え、
- 一対一で会うのは効率的ではないので、
- 複数の男子をハプバーに同時に「連れ込み」、
- 店内で気に入った男子と遊んでいるのではないか
そして、対する男子も第1次選考としてTwitterで口説き、第二次選考として店で女子を口説いて、遊んでいるのではないだろうか。
ハプ垢女子からの情報提供
実態を把握したくとも、単男アカウントのおでん君やハップマン氏の情報チャネルしかない私はTwitterで情報提供を呼び掛けることとした。
そうすると、匿名を条件に、とある女子がDMで情報を提供してくれたのである。
ハプバーでいえば、終電過ぎに地蔵で過ごしていたところ、気を使って声をかけてくれる女神のような単女が私の前に立ち現れたのだ。具体的な情報をヒアリングできたので、ルームに入った時のように嬉しかった。
提供されたハプ垢女子の実態は、私の予想を上回るものであった。
プライバシーの問題があり、そのままの引用は控えるため、ここでは以下のとおり要点だけ紹介したい。(なお、本コラムへの掲載は情報提供者とその知人からは了承を得ている)
- 知り合いのハプ垢女子は、
- 気に入った人にだけホームのハプバーを教えて、
- 初回に店で会ったときは他人を装って、
- 容姿や立ち振る舞いなどを採点し、
- 合格した場合は、二回目の来店で本人であることを明かしてから遊ぶ
というのである。
知人のハプ垢女子の戦略にも恐れ入ったが、ハプ垢の実態は男女ともに私の推測とおりであった。
ここのところのハプバーで、私が男女のやりとりにある種の違和感を感じていたのは、このようなことがなされていたからだった。
「連れ出し」から「連れ込み」のポストハプバーへ
このように、Twitterで一次面接、現場で二次面接が行われていたのである。
もっともこの話にはオチがあり、情報提供者の女性も出会い系で知り合ったセフレを、ホームのハプバーに「連れ込んでいる」というのだ。
一部だけの現象かもしれないが、いまやハプバーはSNSと完全に結合しつつあるのではないか。
従来のハプバーでは常連による「連れ出し 」が取りざたされてきたが、現在進行しているのはハプ垢女子による「連れ込み」である。
私はそれを従来のハプバーと区分するために、連れ込みが常態化しているハプバーを「ポストハプバー」、そこに通う者を「ポストハプバー民」と呼ぶことにした。
「むかしのハプバー」を観念する人間にとっては、ポストハプバー民の実態は異様としか言いようがないのである。
話は逸れるが、「むかしのハプバー」については、ポストハプバーとの対立概念として、これを「プレハプバー」と位置付けし、実態を調査している最中である。
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【ハプバー考古学 #01】ハプニング・バーの古層を辿る
オルタナティブとして「界隈バー」
「ハプバーはついにここまで来てしまったか」
というのが、包み隠さない本音である。
それだけではない。
今回の情報提供によって、ハプ垢女子に群がる男が、大挙して店に押し寄せているという実態が、朧げながら明らかになったのである。
男子が多いといわれる最近のハプバーも、このようにハプ垢女子目当てで来店する男子が増えたことが原因ではないだろうか。
私はこのような状況をポストハプバー化と言いたい。
ところで、ポストハプバー/プレハプバーというコンセプトは、以前よりアイデアとして持っていた。
ポストハプバーについては、ハプバー関係者が経営する「界隈バー」が妥当するものと考えていたのだ。
しかし、それは違うようだ。
界隈バーは、SNSでのコミュニケーションを前提としない既存のハプバー民を集客しているので、むしろ、従来のハプバーに対するオルタティブ(「もう一つ」のハプバー)であると考えられるのだ。
ポスト(従前のハプバー「以降」のハプバー)ハプバーではないのである。
つまり、ハプ垢女子による「連れ込み」が増えている現状のハプバーこそが、ポストハプバーといえるのである。
これからのハプバー
店の思惑とは関係なく、ポストハプバー化が進行する現状においては、これからのハプバーはどのようにあるべきなのか。
下記コラムにおいては、私はその一例を紹介した。
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【秋葉原ラブソング】女性課金時代とハプバー
以前より予想されてきたことではあるが、SNSが生活を覆いつくす現代ではハプバーのあり方も変わらざるを得ないのである。
既存のハプバーのシンボル的な存在であったSBは摘発により閉店し、
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【大胆予想】渋谷SBの再開後におけるレギュレーションについて
ポストハプバー化が原因ではないだろうが、当時の既存店と比較して、新しい雰囲気のお店として数年前にオープンし、コロナ前までは着実にトラックレコードを積み上げてきたお店のクローズが目立っていた。
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【物語の終焉】錦糸町アフロディーテ(サキュバス)とは何だったのか?
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【店舗情報】クリプト閉店、新宿ハプバーの灯火がまた一つ消える
ハプ垢女子や男子の実態については、喫緊の課題として、今後も取り上げていくつもりである。
匿名は保証するので、DMで情報を提供いただければ幸いである。
【了】
【更新履歴】
2022/07/01公開
2022/09/12新サイトへ転載