まずは前言を撤回しなければならない。
以前にも解説したが、ロシナンテとは駄馬を示す名前である。しかもただの駄馬ではない。
【モテキ到来】おでんくんと渋谷ロシナンテ
ドン・キホーテを乗せて、風車に突進するような勇ましさを持つのだ。
ただし、駄馬であるから、歩みは決して速くない。
ロシナンテは駿馬であったのだ。
なぜだろうか?
それはオープン3週目の8月26日に、早くもレンタルルーム代の大値下げに踏み切ったからだ。
Vanvy(レンタルルーム)の料金体系
変更後 | 入場料 | ルーム使用(60分) |
男性 | ¥1,000 | ¥1,000(男女ペア) |
女性 | 無料 |
変更後 | 入場料 | ルーム使用(20分) |
男性 | ¥1,000 | ¥1,000 |
女性 | 無料 | ¥1,000 |
新規男性料金比較(ルーム60分、男女利用料金込み)
変更後 | 変更前 | SB(参考) | |
総額 | ¥23,000 | ¥28,000 | ¥26,000 |
入会金 | ¥5,000 | ¥5,000 | ¥7,000 |
入場料 | ¥16,000 | ¥16,000 | ¥17,000 |
ルーム入場料(初回のみ) | ¥1,000 | ¥1,000 | ー |
ルーム入場料(60分) | ¥1,000 | ¥6,000 | ¥2,000 |
20分利用で男女1,000円ずつのルーム利用料金が、60分利用で男女ペアで1,000円に改められたのである。
変更以前は2回ルームを利用した場合は、13,000円(7,000円+6,000円)と別の店舗に1回来店するほどの費用が発生したが、変更後は3,000円(2,000円+1,000円)と現実的な料金になった。
この料金体系にはおでんくんも納得の様子である。
もっとも、従前のとおりフロアでの行動は大幅に制限される。
しかし、そのようなスタイルが同業態のトレンドであるし、渋谷SBの22年間は、さまざまな制約のなかで新たな遊び方を生み出し、ハプニングバーの一時代を築いてきたのである。
さらに同店の強みは知名度の高さにもある。
「ロシナンテ」と「渋谷」をキーワードにしたgoogle検索で、私のコラムが3番目(1番目は店舗のTwitter、2番目は関係ない同名の飲食店)に表示されるためか、渋谷ロシナンテ関連コラムは、一日で合計100PVを超える。
圧倒的な注目度の高さはあったのだが、これまではレンタルルーム料金がネックになっていたことは否定できないだろう。
そのような障壁が撤去されて、同店の強みである立地条件がようやく活きる状況になった。
そう考えれば何も心配することはないように思える。
コラムで記したとおり、新しい冒険が始まったに過ぎないのだ。
それも駄馬ではなく駿馬と共にである。
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【新しい冒険】渋谷SB、ロシナンテとして復活
おでんくんもロッシーへの再来店を宣言したところである。
読者の方には、偽おでんくんにくれぐれも気を付けていただきたい。
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【ハプバーの幽霊】偽おでんくん、偽ハップマンに気をつけろ!
【了】
【更新履歴】
2022/08/30公開
2022/09/10新サイト転載